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出版社:日本評論社
出版日:2021年03月24日頃
ISBN10:4535559759
ISBN13:9784535559752
販売価格:2,200円
援助の現場においてイメージと現実はなぜ乖離するのか。援助国・被援助国の視点から要因を考察し、ギャップを超える方法を探る。
序章 バナナ売りのおばあさんは何を考えているかーー国際協力の相手を想う
第I部 想像される「受け手」--開発/協力の理由はどう作られるか
第1章 幻の高原都市開発と5万人移民計画ーー日本のカンボジア援助事始め
第2章 安全「だから」援助するのか、安全の「ため」に援助するのかーーアフガ
ニスタンのイメージと中村哲 の活動から考える
第3章 発展を方向づける力 --スリランカ、選択される農村
第II部 「送り手」の働きかけーー開発協力のイメージを広める/縮める
第4章 未知への想像力を育成するーー学校教育における国際協力の語られ方
第5章 ODAマンとは何者かーー日本政府のODA広報と想像力
第6章 イランで難民支援をよびかけるーー模範的な政府、模範的な発信
第III部 「受け手」と「送り手」の交渉ーーゆさぶられる開発協力
第7章 住民は何を語るのか --タイの開発におけるインターネット発信の可能性
第8章 もし開発協力をしなかったら --タイのNGOによる「負のイメージ」の伝達
第9章 「生き物」としての開発協力ーー中国貴州省にみる世界銀行と事業の現地化
終章 コミュニケーションが創る開発ーー想像力を育む場としての国際協力
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