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出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2016年04月25日頃
ISBN10:4532356938
ISBN13:9784532356934
販売価格:2,200円
☆『日本経済の罠』でバブル崩壊後の長期低迷のメカニズムを解き明かし、論壇に衝撃を与えた著者が、経済学・政治学の英知を集め、巨額の財政赤字という、この国を蝕む最大の問題に迫る衝撃の書。
☆国民の多くが非常に危険な状態にあると知りながら、なぜ財政赤字は膨らみ続けるのか、なぜ根本的な問題解決ができないのか、選挙や議会をはじめとした政治システムの根源的問題、予算の編成・執行メカニズムの歪み、問題を先送りしつづける社会の意識など多面的に論ずる。
☆これまで、経済学・財政学の側面から財政赤字の問題を論じた書籍は数多くあった。しかし、財政赤字が膨らみつづける病弊の本質は民意のあり方を含めた「政治」にある。その本質に真っ正面から迫る本書が、論壇に大きな議論を巻き起こす。
第1章 ポピュリズム政策と財政膨張ーー有権者は愚かなのか?
第2章 シルバー民主主義と世代をめぐる課題
第3章 コミットメントと財政の持続性
第4章 成功と失敗を分ける予算制度
第5章 財政と議会政治
第6章 膨張する予算ーー借金で賄う公共サービス
第7章 デフレからの脱却や経済成長だけで財政は再建できるか
第8章 政策提言
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