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著者:大村敬一
出版社:日経BP 日本経済新聞出版本部
出版日:2020年06月23日頃
ISBN10:4532135036
ISBN13:9784532135034
販売価格:4,950円
金融システムの不安定化は、実物経済の低生産性化を背景とする金融部門の肥大化とリスクの集中化がもたらす宿命といえる現象だ。リーマン危機以来金融システムの不安定性の解明が叫ばれてきたが、まだ決定打は現れていない。
本書は、金融不安定化の要因を、金融イノベーションと金融ビジネスの観点から歴史的流れも交えて整理し、それがもたらすモラルハザード等インセンティブ上の問題に原因を求めるかつてない分析。制度、歴史、市場、金融商品と幅広く金融を研究してきた著者だからこそ可能となった包括的金融論である。
金融システムは、その機能を効果的に果たすために、金融イノベーションの発展をベースに、レント(超過利益)を確保する目的をもって、その時代折々の金融ニーズを満たすかたちで金融ビジネスが登場し、それとの協和の成果として変革を遂げてきた。そのため、求められる金融機能は共通であっても、その機能を果たす金融システムはそれぞれの国ごと、時代ごとにその環境の影響を受けて異なった形態として醸成される。このパターンは仮想通貨においても不可避だ。
本書は、まず、「プロローグ」で基本的な問題認識を示したうえで、「構図の整理」「問題事例の分析」「新たな問題と展望」の3つの部で展開する。
第1部(第1章〜第4章)では、金融機能の歩みを、金融イノベーションを軸に整理し、金融ビジネスの重大な障害としてインセンティブ問題を提示する。
第2部(第5章〜第8章)の「事例分析」では、金融ビジネスの迷走と金融システムの不安定化を、インセンティブ問題、特にモラルハザード商品を中心に、その問題行動の分析を通じてあきらかにする。
第3部(第9章、第10章)は、1,2部の記述を踏まえて金融ビジネスに大きな変革を迫る可能性のある金融イノベーションとして、ブロックチェーン技術を使った新しいファイナンスシステムの登場を扱い、審査を前提とする相対型金融システムの限界を示し、スタートアップ企業やベンチャー企業向けのファイナンスに対してどのように対処して拡大するべきなのかについて展望する。
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