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出版社:南山堂
出版日:2019年07月26日頃
ISBN10:4525242019
ISBN13:9784525242015
販売価格:4,620円
神経疾患にかかわるすべての医療職の方に読んでほしい一冊
神経疾患の多くは完治が望めず,長期の闘病生活の間に様々な苦痛が生じるが,適切な対症療法を駆使することで,病状の安定,QOLの向上,苦痛の緩和を得ることができる.
本書では,機能障害や苦痛に対する対処法,声かけの例など長年の実践で得たノウハウを,患者を支える関連多職種の視点で,項目ごとに具体的に解説する.
Part 1 症状ごとの緩和
1 四肢・体幹機能障害に伴う症状
A.筋力低下
1.上肢筋力低下
2.下肢筋力低下,体幹筋力低下
B.固縮・無動による機能低下
C.痙性による機能低下
D.運動失調・不随意運動
2 球麻痺に伴う症状
A.摂食・嚥下障害
B.構音障害
3 呼吸筋障害に伴う症状
A.呼吸筋筋力低下
B.呼吸器感染症
C.非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)
D.気管切開による人工呼吸(TPPV)
4 自律神経系障害に伴う症状
5 各障害によって生じる苦痛症状
A.疼痛,感覚障害
B.呼吸苦・呼吸困難感
C.むせ込み,窒息
D.流 涎
E.排泄関連トラブル
F.皮膚関連トラブル
G.せん妄
H.精神的苦痛
I.スピリチュアルペイン
J.コミュニケーション障害
Part 2 その他緩和的視点をもつべき事項
6 遺伝性疾患
7 病名告知
8 協働意思決定
9 もの・ひと・お金 そして 生きる場所〜社会資源について
10 就労支援
11 連 携
12 看取りの場
13 ビリーブメントケア
14 医療者のこころのケア
15 災害への対応
Part 3 疾患各論
1 筋萎縮性側索硬化症
2 パーキンソン病
3 大脳皮質基底核変性症/進行性核上性麻痺
4 多系統萎縮症
5 脊髄小脳変性症
6 ハンチントン病
7 多発性硬化症
8 筋ジストロフィー
9 認知症
10 脳卒中
XI 神経感染症
XII その他の神経免疫疾患
索 引
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