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出版社:同友館
出版日:2017年10月03日頃
ISBN10:4496053012
ISBN13:9784496053016
販売価格:2,090円
二宮尊徳の「報徳思想」は農村救済の枠を超えて、多くの経済人や企業、そして学問の場にも多くの影響を与え、今日に至っている。日本における経済・経営思想の原型といっても過言ではない。本書は二宮尊徳の著作物や文献、さらには関係した企業や組織の資料を基に、理論的な考察を加えたもの。
はじめに 【特別寄稿】二宮尊徳の人と思想と一つの実践
<b>第1部 二宮尊徳の生き方に学ぶ</b>
第1章 尊徳の一円観:ステークホルダー・マネジメント
第2章 尊徳の至誠(その1):コンプライアンス
第3章 尊徳の至誠(その2):顧客満足
第4章 尊徳の勤労(その1):従業員満足
第5章 尊徳の勤労(その2):危機管理
第6章 尊徳の分度:コーポレート・ガバナンス
第7章 尊徳の推譲:地域社会対応、社会貢献活動
<b>第2部 二宮尊徳の教えの実践事例</b>
第8章 「報徳思想」を現代につないだ岡田良一郎
第9章 「報徳思想と算盤」で明治維新を成し遂げた渋沢栄一
第10章 尊徳の教えから世界の真珠王になった御木本幸吉
第11章 織機発明に人生を捧げた報徳思想の実践者・豊田佐吉
第12章 日本酪農の先覚者・黒澤酉蔵の「協同社会主義」と報徳経営
第13章 「代表的日本人」としての松下幸之助と尊徳
第14章 「行政改革の顔」土光俊夫と尊徳との接点
第15章 伊那食品工業の経営にみる報徳思想の実践
第16章 日本の「医」を「衣」で支えて一世紀:ナガイレーベンの報徳経営
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