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出版社:東海大学出版部
出版日:2018年06月26日頃
ISBN10:448602172X
ISBN13:9784486021728
販売価格:2,970円
在来知・レジリエンス・環境教育の3つをキーワードに、岩手県宮古市閉伊川流域を中心とする環境保全・自然災害・再生の問題について聞き書きの成果と、それに基づいた環境教育の実践例を紹介し、その理論的位置づけを行う。
はじめに
第1 部 理論的・方法論的視点
第1章
在来知・科学知とレジリエンス_景観と文化の長期的変化を考える視点から_
第2章
在来知ネットワークからとらえる未来
第3章
在来知と環境教育
第2部 閉伊川流域のやま・かわ・うみにおける在来地と新しい試み
第4章
須賀の絵解き地図を描く_風景の「上書き」を超えて_
第5章
川のサクラマスがつなぐ山と川_子供たちと一緒に考える科学知と在来知_
第6章
主食の多様性、在来知とレジリエンス_歴史生態学からみた北上山地旧川井村地区の文化景観_
第7章
ヤマを生かす焼畑_生態学からみた土と森_
第3部 比較研究
第8章
核被災と社会のレジリエンス_福島県内における小規模経済の新たな試み_
第9章
生業の多様性と漆_歴史生態学からみた二戸市浄法寺地区の漆産業_
第10章
食の多様性・ストック・共助の重層的レジリエンス_北上山地山村における危機への対応事例から_
第4部 コメントと展望
第11章
NPO活動における海との共生と在来知
第12章
地元民からみる、サクラマスを通しての学びの可能性_地元の経験と学識をつなぐ_
第13章
在来知のちから
第14章
「わかる」と「できる」をつなぐプロジェクト_在来知をともにつくる試み_
第15章
総括
あとがき/索引
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