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出版社:東海大学出版部
出版日:2016年08月30日頃
ISBN10:4486021061
ISBN13:9784486021063
販売価格:2,970円
上高地自然史研究会が、20年以上にわたり調査・研究を行ってきたその成果をまとめる。上高地の自然の成り立ち、地形の変化との関係、生態系とのつながりなど、美しい自然を形づくる仕組みをわかりやすく解説する。
はじめに 島津 弘
第一部 上高地の成り立ち
第1章 上高地の地形の成り立ち 岩田修二
第2章 梓川の地形と水の流れ 島津 弘
第3章 上高地谷の植生 高岡貞夫
コラム1 上高地は神降地か? ─「かみこうち」の漢字表記 岩田修二
第二部 地形の変化と植物の動態
第4章 沖積錐の地形と植生 島津 弘・若松伸彦
第5章 河畔林と河道植生の動態 石川慎吾・島津 弘
第6章 ヤナギ類の生き残り戦略 石川慎吾
第7章 上高地を彩る草本植物 若松伸彦・川西基博
コラム2 上高地の高山植物 川西基博
コラム3 上高地牧場 若松伸彦・岩田修二
第三部 河畔林の自然を守るために
第8章 厳寒の上高地を生きぬくニホンザル─夜間の「泊り場」とその環境選択 泉山茂之
第9章 破壊される上高地の自然 岩田修二・山本信雄
コラム4 ゴミ拾いのアルバイト 山本信雄
コラム5 上高地のあゆみ─利用と自然保護の歴史をふり返る 山本信雄・目代邦康・若松伸彦
第10章 上高地の未来を考える 目代邦康
おわりに
索引
著者紹介
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