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出版社:CCCメディアハウス
出版日:2021年11月19日頃
ISBN10:448421234X
ISBN13:9784484212340
販売価格:1,100円
【特集】アカデミック・ジャーナリズム
かつて自在に相互乗り入れができたアカデミズムとジャーナリズムは、それぞれの発展とともに分化し、分断を深めてきた。両者を仲立ちしつつ刷新する「アカデミック・ジャーナリズム」を、激変する情報社会環境の中でいかに維持・発展させてゆくか。
■特集■アカデミック・ジャーナリズム
巻頭言/武田 徹
数と独立ーー棲み分ける批評3/東 浩紀
「アカデミ・ジャーナリズム」の試み/大治朋子
ポピュラー・サイエンスという方法/下山 進
<鼎談>「専門知」を「臨床知」で乗り越える/渡辺一史 +小川さやか+武田 徹
<対談>一人の読者から社会は変わるーーネット言論空間の可能性/芹沢一也 +武田 徹
アカデミック・ジャーナリズムの「高度成長」--粕谷一希の「中公サロン」編集術/山本昭宏
<座談会>知のアリーナを支えるーー論壇記者座談会/大内悟史 +小林佑基+鈴木英生+田所昌幸+武田 徹
「良き仲間」としてのアカデミック・ジャーナリズム/開沼 博
■論考■
アメリカはゼロエミッションを実現できるかーー二回梯子を外された日本人が知っておくべきこと/手塚宏之
統計学と機械学習から見る「正当化」のあり方/大塚 淳
「私」への懐疑に耐えた文明史家ーー我が師・野田宣雄を回想して/佐藤卓己
■世界の思潮■
「民主主義本ブーム」を読み解く/宇野重規
ベラルーシの二世代──アレクシエーヴィチとフィリペンコ/奈倉有里
「無関心なエゴイズムというウイルス」との戦い/山本芳久
■時評■
ファッションに見る日本的美意識/高階秀爾
百十一年目の《われは海の子》--「唱歌」の現在地/渡辺 裕
国立競技場の建築について/藤森照信
G20デジタル課税合意の歴史的意義と今後の課題/森信茂樹
「子守国家」への警戒、英国で「自由の日」を考える/金成隆一
新型コロナの想い出/奥本大三郎
土足の限界/井上章一
生活文化を重要無形文化財に/熊倉功夫
■連載企画「超えるのではなく辿る、二つの文化」■
学問との再契約/宮野公樹
■写真で読む研究レポート■
「敦煌」が日本人のあこがれだった時代/榎本泰子
隠された手を求めて/伊藤亜紗
■連載■
夢を種蒔く人・厨川白村ーー左足切断そしてアメリカ留学(上)/張 競
平成史ーー世界のなかの日本ー国際衝撃/五百旗頭 真
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