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出版社:筑摩書房
出版日:2025年02月10日頃
ISBN10:4480512896
ISBN13:9784480512895
販売価格:1,540円
生態学(エコロジー)と経済学(エコノミクス)は、同じ問題を扱う「双子」だ! 経済の成長は自然と反目するものでなく、二つは共通の法則に従う。それを自覚することで、人間は自然と調和しつつ経済を営むことができるのだ──。市民生活から乖離していく都市計画や市場経済へ、批判の対象をひろげてきたジェイコブズ。人間のモラルを二体系にわけ相対する立場をどう調整できるか探った前著『市場の倫理 統治の倫理』から、本書は更に発展して、生物学的な視点を取り入れる。進化論や複雑系理論などの知見を引きつつ、共発展・協力・共生・相互依存など、経済と生態系に共通するメカニズムを探り出す。 解説 平尾昌宏
まえがき
第1章 なんと、またエコロジストだって
第2章 発展の本質
第3章 拡大の本質
第4章 活力自己再補給の本質
第5章 崩壊を避ける
第6章 適者生存の二重の法則
第7章 予測不可能性
第8章 アームブラスターの約束
エピローグ
文庫版解説 そろそろ本気でジェイコブズを 平尾昌宏
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