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晩酌の誕生

著者:飯野亮一
出版社:筑摩書房
出版日:2023年11月13日頃
ISBN10:4480512160
ISBN13:9784480512161
販売価格:1,430円
いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の、酒の肴にもなってしまう学術書、第四弾! === 万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内?み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。 === これなしには一日が終わらない はじめて明かされる家飲みの歴史 === 序章 酒は百薬の長 一 寝酒を飲んで快眠の世界に 二 節度をもって飲めば酒は百薬の長 第一章 万葉集に詠まれた独り酒 一 酒は神と共に飲むもの 二 万葉歌人・大伴旅人の独り酒 三 「貧窮問答の歌」の糟湯 酒 第二章 中世の独り酒 一 独り飲みを禁じた北条重時 二 家飲みを好んだ兼好法師 第三章 晩酌のはじまり 一 農民の間にも晩酌が広まる 二 寝酒といっていた江戸の晩酌 三 寝酒のメリットを説く人が出現 四 寝酒の否定論者も出現 第四章明かりの灯る生活 一 新たな灯火原料の利用 二 ナタネ油の生産 三 綿実油の生産 四 高価な種油と安価な魚油の生産 五 蝋燭の生産 六 町を巡っていた油売り 第五章 灯火のもとでの外食 一 煮売茶屋の夜間営業 二 料理茶屋の繁昌 三 居酒屋の繁昌 第六章 江戸庶民の夜間の暮らし 一 暗かった夜間の生活 二 木戸で閉ざされた江戸の町 第七章 江戸で花開いた晩酌文化 一 俳諧・狂歌に詠まれ始めた寝酒 二 独酌の風情を愛した芭蕉と其角 三 一日の労をいやす寝酒 第八章 晩酌の習慣が広まる 一 市中に酒が出回る 二 小咄にみる晩酌 三 夫婦仲睦まじく小鍋立 四 晩酌に飲んでいたのは燗酒 五 なぜ江戸時代の人は燗酒を好んだか 六 風呂上りに晩酌 七 さまざまな家飲みスタイル 八 孝行息子のおかげで晩酌 十 女性の晩酌 第九章多彩な晩酌の肴 一 肴の名の出現と多様化 二 手づくり肴を味わう 三 振り売りから肴を買う 四 屋台店から肴をテイクアウト 五 煮染屋などから肴をテイクアウト 六 刺身屋から肴をテイクアウト 七 仕出し料理のデリバリー 八 おでん燗酒売り 第十章 長くなった夜の生活時間 一 木戸の廃止と明かりの進化 二 晩酌という言葉が広まる 三 漱石の作品にみる晩酌 四 育まれてきた晩酌文化 おわりに 参考資料・文献一覧
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