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出版社:第一法規
出版日:2016年12月08日頃
ISBN10:4474054520
ISBN13:9784474054523
販売価格:4,620円
判例を素材として論点ごとの課題を整理し、裁判実務の現状を明示するとともに、実務において主張に織り込むべき内容に指針を与え、解説。網羅的な学説の紹介、自説の展開を避け、学術的記述を抑え、裁判官の視点から実務に即して解説する。
1家事事件・人事事件において系統的に整理した項目ごとに設例を作成し、そこにあらわれる重要論点について、現在の判例法理、学説の議論状況を客観的に明示する。
2判例から想を得て作成された設例について、BasicInformation 、設例に対する回答、解説の順で解説し、法律実務家として知っておくべき実体法上、訴訟法上の問題点を明示することにより、本書で完結的に法的情報を得ることができ、さらに、参考文献により深堀りすることも可能である。
3当該分野に精通する現職の裁判官が、現在の裁判実務の実際について、相場観を含めて運用レベルの問題まで解説する。
第1 婚姻・離婚に関する事件
1 婚姻・離婚の無効、取消し
2 婚姻費用、養育費
3 離婚
4 有責配偶者からの離婚請求
5 慰謝料請求
6 財産分与
7 年金分割
8 親権者・監護権者の指定、子の引渡し、保全処分等
9 面会交流
10 渉外事件
11 調停に代わる審判
第2 親子関係に関する事件
1 嫡出否認、親子関係不存在
2 認知無効、取消し
第3 養子縁組に関する事件
1 離縁
2 養子縁組無効、取消し
第4 相続に関する事件
1 遺産分割
2 遺留分減殺
3 祭祀承継
4 特別縁故者
第5 成年後見に関する事件
1 後見開始
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