異世界で怠惰な田舎ライフ。（4）

俺の名前は岡崎椿。事故に巻き込まれて死んだんだけど、神様から異世界の危機を救えと言われ、ユーリ・ガートリンとして第二の人生をスタートさせた。王都での騎士学校生活にも慣れてきた頃、俺はとある依頼により、異世界崩壊を食い止めるために必要な「聖具」を求め、ダンジョン探索をすることになった。学校が休みの日は眠る！と決めていたんだが、まぁ仕方ないか…。とはいえ、俺の専属メイドであるリムや以前知り合った女の子の冒険者達も一緒なので、彼女達に任せて適当にサクっと終わらせよう。…なんて考えていたんだが、このダンジョン、進んでも進んでも、なぜかスタート地点に戻ってきてしまうという鬼畜仕様でした…王都では何やら国家転覆を企てている貴族共が暗躍しているみたいだし…。どうしてこう面倒なことばかりが続くんだ！俺のスローライフ、返してくれ…！