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出版社:自由国民社
出版日:2015年05月22日頃
ISBN10:4426119308
ISBN13:9784426119300
販売価格:1,815円
本書は、春風亭一之輔さんと落語の舞台を「のたくった」覚え書きみたいなものです。一之輔さんと一緒に落語の舞台を散歩している気分が春夏秋冬ごとに味わえる1冊になっています。江戸も明治も遠くなりましたが、実は東京の街を歩いてみると、落語の江戸をしのぶよすがは、そこここに残っています。日本橋や上野、浅草といったおなじみのスポットも、落語を重ねてみると、堆積した地層の深いところから、これまで気づかなかった表情が顔を出します。お手軽なタイムスリップ、と言えるかもしれません。読後には、江戸っ子の心意気があなたをやさしく癒してくれるでしょう。
002 一之輔さんとの旅のはじまりに
Part1 春の落語をのたくる
008「花見の仇討」東京・上野
014一之輔のひとりごと 人前でパンツだって脱げます
016「百川」東京・日本橋
022一之輔のひとりごと 噺家は「なりたい」って思ったら
024「茶の湯」東京・根岸
030一之輔のひとりごと もう全部忘れちゃった(笑)
032「居残り佐平次」東京・品川
038一之輔のひとりごと 僕のヒーロー
040「阿武松」東京・板橋
046一之輔のひとりごと しん平師匠に言われました
048Columan 噺に出てくるちょっと気になるセリフ≪松編≫
Part2 夏の落語をのたくる
050「唐茄子屋政談」東京・浅草
056一之輔のひとりごと 子供に見せるって、大事
058「真景累ヶ淵〜豊志賀の死」東京・根津、千駄木
064一之輔のひとりごと 女の人と飲んでいるより
066「船徳」東京・江東区
072一之輔のひとりごと 動けば何でもいいじゃん
074「佃祭」東京・佃島
080一之輔のひとりごと あんまり神様に期待してないです
082「お菊の皿」東京・番町
088一之輔のひとりごと 人気って“水もの”
090Column 噺に出てくるちょっと気になるセリフ≪竹編≫
Part3 秋の落語をのたくる
092「三方一両損」東京・神田
098一之輔のひとりごと ま、本当に江戸っ子じゃないから
100「野ざらし」東京・向島
106一之輔のひとりごと どこに行っても絶対ウケるネタ?
108「目黒のさんま」東京・目黒
114一之輔のひとりごと 欲望を満たす背徳の味
116「井戸の茶わん」東京・白銀、高輪
122一之輔のひとりごと 「ウソをつくな」って言われました
124「粗忽長屋」東京・浅草
130一之輔のひとりごと 遠くからは分かんないでしょ?
132Column 噺に出てくるちょっと気になるセリフ≪梅編≫
Part4 冬の落語をのたくる
134「四段目」東京・泉岳寺
140一之輔のひとりごと 落語では、いつも自分が主役
142「明烏」東京・三ノ輪
148一之輔のひとりごと 会えない距離感がいい
150「宿屋の富」東京・馬喰町
156一之輔のひとりごと 金を使うことがめんどくさい
158「文七元結」東京・墨田区
164一之輔のひとりごと 「身になることをやっちゃダメ」
166「質屋庫」東京・本郷
172一之輔のひとりごと 怒られるのもダメ!
174 一之輔さんとの旅のおわりに
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