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摂食障害の不安に向き合う

著者:水島広子
出版社:創元社
出版日:2015年12月16日頃
ISBN10:4422000578
ISBN13:9784422000572
販売価格:1,045円
拒食症をPTSDのような障害としてみる治療者は少ないが、著者の実感では、拒食症はPTSDとほぼ同様の発症プロセスをもち、強迫性障害やPTSDのように不安障害とみたほうが現実の治療に即しているという。「安心することによって摂食障害は治っていく」という強い信念のもと、治療者の仕事の目的は「安心の提供」であると位置づけて、本書では、患者のもつ「不安」に注目しつつ摂食障害の治療の実際を述べてゆく。患者に対する視線が限りなくやさしい本である。 はじめに 第1章 摂食障害に対人関係療法的アプローチを適用する根拠  対人関係療法と認知行動療法─過食症に対する効果  それでも対人関係療法を用いる理由  医学モデル  摂食障害における問題領域の選択─維持因子への注目 第2章 摂食障害患者における不安を考えるー「役割の変化」という視点  役割の変化  拒食症の発症プロセスにおける「役割の変化」  拒食症発症後の「役割の変化」  拒食症治療における「役割の変化」  「拒食」と「過食」  「過食」における「不安」  「過食」の症状発症後の不安 第3章 不安を扱う基本姿勢  感じるしかない不安と解決できる不安を区別する  不安そのものに焦点を当てない  心理教育で安心を提供する  フォーミュレーションで安心を提供する  「過食」についての心理教育  人格と病気の混同を解消する  ぶれない治療で安心を提供する  治療の中での変化を位置づける 第4章 症状を位置づけるー患者の症状に干渉しないことの意味  治療に専念できる環境作り  症状を患者の代弁者とみなす  病気につながったパターンに気づく  家族のプロセスの尊重と患者への安心提供  過食という症状に干渉しないということ  「症状は神聖にして侵すべからず」  食と関係のない強迫症状の扱い 第5章 治療者の不安に向き合う  「脅迫的治療」の裏にある治療者の不安  対人関係療法治療者の基本的姿勢と摂食障害  危機的状況の中で病気と人格を区別するということ  治療者が抱えるリスクについての不安 第6章 家族の不安に向き合う  家族の「役割の変化」を認識する  家族に期待すべき役割  家族が精神科的障害や発達障害を持っているとき  家族のプロセスも尊重する  問題行動に伴う不安を扱う 第7章 不安をコントロールして現状を受け入れる│「位置づけ」という考え方  インテイク面接  対人関係質問項目  仮のフォーミュレーションの提供  第1回面接  フォーミュレーション  中期  父親を位置づける  不安の高まりはミクロな「役割の変化」  「コミュニケーション分析」と「感情の励まし」  不安のコントロールには結果よりもプロセスが重要  社会活動を位置づける  他人のネガティブな反応を位置づける 第8章 不安をコントロールして前進するー「土俵」に乗せるという考え方  ものごとを「自分の土俵」に乗せるということ  親密さへの不安  自己開示も自分の土俵に乗せる  摂食障害からの回復も自分の土俵に乗せる 第9章 病気と治療を「位置づける」  病気の意味を理解する  治らない摂食障害について 文献 あとがき
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