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体験的デザイン史新装復刻版

著者:山名文夫
出版社:誠文堂新光社
出版日:2015年03月16日頃
ISBN10:4416115253
ISBN13:9784416115251
販売価格:3,300円
戦前から戦後にかけてデザインやイラストレーションの第一線で活動し、デザイン運動の牽引者としても業績を残した伝説的なデザイナーが、自らの体験をもとにグラフィックデザインの草創期から戦後の拡大期にいたる主要な出来事や人々の動きをつづった回想録の新装復刻版。復刻版の装幀は服部一成が担当。  20世紀初頭、広告や出版といったメディア産業の勃興とともに、その意匠や設計にかかわるデザインやイラストレーションの領域が立ち上がる。多くの若い才能がこの新しい分野に飛び込み、国内外の動向を踏まえながら、切磋琢磨と試行錯誤を繰り返してきた。この過程でさまざまな思潮や集団が誕生し、時代の流れと格闘しながら、現代へとつながる理論や方法、社会基盤をかたちづくってきたのであった。  1976年に刊行された本書はこのような疾風怒濤の半世紀に伴走し、自らもその一部として大きな影響を発揮してきた一流デザイナーが記述した貴重な証言となっている。500頁を越えるボリュームのなかには有名無名の先人たちの苦心、林立する集団の動向、国家体制とデザイナーのかかわり、戦後の再出発と産業的発展、デザイン・ジャーナリズムの展開など、日本のデザイン史を語るうえで重要な人物や出来事が同時代の文化や社会の動向のなかで活写され、研究者にとって一級の史料であるとともに、ひとつの時代物語としての面白みに満ちている。 「わが国のグラフィック・デザイン史と名づけられるものは、残念ながら、まだまとまって叙述されていないように思う。人手さえあれば、図版的資料は集まるかもしれない。(…)しかし、グラフィック・デザインを、 造形の世界での創造活動という別の次元で考えるなら、そうもゆくまい。グラフィック・デザインといえども、創造活動の他の分野と無縁なものでなく、無縁どころか、深いつながりをもって、 それらの歴史を背景にして、舞台に登場したのである。そして1世紀、デザインも自分の歴史の背景を持ってもよいではないか。デザインも造形史の一分流として、今日“大いなる河”となった。河口を拡げる壮快な仕事が一方にあるが、一方に、それを遡ってみる仕事もあってよいではないか。この〈体験的デザイン史〉は、しかしそんな、大それた考えで書き出したわけではない。古いデザイン雑誌を繰りながら、それからそれへと思い出される、過ぎ去った出来事をノートした〈あるデザイナーの回想〉といったところ。その回想は、 初期の商業美術時代から、戦争を経て、日宣美のデザイン活動に至るまで、およそグラフィック・デザインの本流に沿っており、その意味では“史的”興味を持ってもらえるかとも思う」(序文より)
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