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出版社:人文書院
出版日:2006年04月25日頃
ISBN10:4409340298
ISBN13:9784409340295
販売価格:4,180円
『転移/逆転移』『共感と解釈』で好評を得た《臨床の現場から》シリーズの第三弾!フロイト派、ユング派、家族療法家、トランスパーソナル派など種々の立場、また精神科医、開業臨床心理士、大学教員など多種の職業に就く第一線の執筆者が、「意識と無意識」という、心理治療のあらゆる場面と切り離せない大テーマをめぐって、それぞれの個別的な臨床体験を、理論的にあるいは実践的に普遍的治療の地平へと開示した注目の論集。
序章 「意識の場」について 氏原 寛/第一章 この生きた現在(Here and Now)と無意識 小川豊昭/第二章 「無意識」 の発展とパーソナリティ構造論 神谷栄治/第三章 こころの病 ・ 夢に顕現する意識 ・ 無意識の現れ 横山 博/第四章 夢にみる意識と無意識 渡辺雄三/第五章 こころを砕くことーー無意識の排出と治療者のもの想い 松木邦裕/第六章 意識・無意識から心理臨床の知を考えるーー主に臨床イメージ体験をみつめる観点から 藤原勝紀/第七章 誰にとっての意識と無意識なのか 鈴木 龍/第八章 少し視点の違う「意識」と「無意識」--人の日常の中にみられる「わがままなさま」と「何気ないさま」 吉川 悟/第九章 つながること、つなげることーー関係論から見た意識と無意識 横井公一/第十章 心理療法における「意識」 の使い方 プロセス指向心理学の立場から 藤見幸雄/第十一章 ライトでポップでスキルフルな解離について 高石浩一/終章 昨今の青年期病像にみる意識と無意識 成田善弘
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