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出版社:実教出版
出版日:2020年10月29日頃
ISBN10:4407349530
ISBN13:9784407349535
販売価格:2,420円
大学・短大・専門学校などで看護師、保健師をめざす人、医療分野の統計処理を学びたい人の基礎的テキスト。保健医療分野のデータを用いて、Excelも使用して学ぶ。大学看護系の「保健統計学」などに最適。
統計処理に使用するデータの意味を理解できるように、健康指標や保健統計との関連から記述するよう留意した。保健医療分野の公的統計の概要を扱う。
保健医療データ処理方法や見方を中心に学べるように、数式の展開と計算はExcelにまかせるようにした。
Part1 データを要約する
Part1 では、データの特徴を表現する平均値、標準偏差、四分位数などの指標について述べる。これらの指標の計算において、Excelの有効な利用法についても扱う。また、看護・保健の分野の研究において必要となるアンケートデータの集計についても扱う。
(データの整理/データの中心/データのばらつき/グラフ表現/アンケート調査/標本調査)
Part2 データから推測する
Part2 では、検定や推定を行うにあたり、基礎となる考え方(正規分布などのデータ分布や母集団と標本の関係)やいくつかの検定や推定の例(平均値の区間検定など)について学習する。
(確率の基礎/正規分布/その他の確率分布/標本平均と中心極限定理/区間推定/仮説検定/1変数の検定)
Part3 2変数データを分析する
Part3では、多変量解析の入門として、クロス表の分析、独立性の検定、2変数の回帰分析などについて述べる。さらに、統計学に関連の深い疫学の分野(オッズ比、罹患率、スクリーニングなど)にもチャレンジする。
(散布図と相関関係/回帰分析/クロス表と独立性の検定/疫学と統計/スクリーニング)
Part4 データを活用する
Part4では、集団の特徴や健康水準をとらえる指標(健康指標〜人口静態、人口動態、生命表)について取り上げる。また、国で行われている各種の統計調査の概要について述べる。保健医療に関するデータベース等についても紹介。
(人口静態統計/人口動態統計と生命表/年齢調整死亡率/基幹統計/生活習慣や健康に関する統計/介護関連と医療経済の統計/保健医療データの分類と活用)
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