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出版社:弘文堂
出版日:2016年12月22日頃
ISBN10:4335551843
ISBN13:9784335551840
販売価格:2,750円
●当たり前の不安を生きる若者たち。
就職できないかもしれない、結婚できないかもしれない、孤独死するかもしれない…。でも、何も変わらないかもしれない。
個人化が進行した現代社会で、どう暮らし、どう働き、どう生きるのか。選択肢は無数に存在し、その判断は一人ひとりに委ねられている。従うべき慣習やコミュニティのない自由と、不安定を兼ね備えた流動化社会の中の若者たちはいま、それぞれのやり方で〈つながり〉を構築しなおす〈つながリノベーション〉の時代を生きている。
第1部 つながりをつくる
・ソーシャルメディアと流動化する人間関係(吉野ヒロ子)
・宗教なき世と人の「つながり」(平野直子)
第2部 働くことを考える
・コンビニ店を支える労働(居郷至伸)
・キャリアとしての就職と大学生活(李 永淑)
第3部 課題にとりくむ
・地球温暖化と環境社会学(大浦宏邦)
・情報のオープン化と境界を越えるつながり(田所承己)
第4部 地域で生きる
・地域の活性化は可能か?(浦野慶子)
・多様化する家族(渡辺秀樹)
第5部 常識を疑う
・治安悪化説と犯罪不安(山口 毅)
・労働を問い直す(佐藤斉華)
第6部 未来を問う
・政治参加と若者(山口 仁)
・未来の労働と人工知能(AI)(伊達康博)
・そして、これからの社会(菅野博史)
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