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出版社:弘文堂
出版日:2019年03月27日頃
ISBN10:4335002416
ISBN13:9784335002410
販売価格:2,420円
●授業の予習や通信教育での独習に適した初学者向けの大学テキスト
人権保障と権力分立を原則とする近代立憲主義憲法の基本原理は、世界の国々の憲法原理として普遍化した一方で、各国固有の展開をも見せている。この憲法の普遍性と固有性が比較憲法学を可能にしている。本書では主要国の憲法を概観した上で、権力分立や人権保障などの共通の原理・原則ごとに整理し、現代憲法の普遍な原理・原則と各国での多様な展開の在り方をわかりやすく解説。憲法への幅広い知識と理解を身につけ、世界の憲法の中で日本国憲法のもつ普遍性と独自性を客観的に認識する視点をもてるようにした。
第1章 比較憲法とは何か(東裕)
第2章 日本の憲法学と比較憲法(玉蟲由樹)
第3章 現代憲法の特質(齋藤康輝)
第4章 各国憲法の概観(1)イギリス(弥久保宏)
第5章 (2)アメリカ(高畑英一郎)
第6章 (3)フランス(東裕)
第7章 (4)ドイツ(玉蟲由樹)
第8章 (5)スペイン(池田実)
第9章 (6)韓国(樋口謙一郎)
第10章 (7)ロシア(田上雄大)
第11章 民主制(林紀行)
第12章 権力分立(渡邊亙)
第13章 裁判制度(玉蟲由樹)
第14章 違憲審査制(杉山幸一)
第15章 人権保障(玉蟲由樹)
第16章 精神的自由権(高畑英一郎)
第17章 経済的自由権(齋藤康輝)
第18章 人身の自由(村松伸治)
第19章 参政権・国務請求権(団上智也)
第20章 社会権(小堀裕子)
第21章 憲法保障(東裕)
第22章 比較の中の日本国憲法(池田実)
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