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近代日本における出産と産屋

著者:伏見裕子
出版社:勁草書房
出版日:2016年03月26日頃
ISBN10:4326602910
ISBN13:9784326602919
販売価格:5,500円
女性が出産時ないし産後の一定期間、家族と離れて過ごした産屋はかつて日本各地にあり、伊吹島の出部屋も1970年まで利用された。当時の島の史料分析と、当時の助産婦や、出部屋で出産を経験した女性島民のライフヒストリーの聞き取りを通じて、重層的に産屋の存続のメカニズムを解明。日本近代の出産史を女性史・民俗学的に捉え直す。 はしがき 序章 産屋研究の視角  一 産屋はどのように描かれてきたか  二 本書で明らかにすべきこと  三 研究方法と本書の構成 第一章 フィールドについて  一 伊吹島の概要  二 家族構成と年齢集団  三 出部屋について  四 出産に関わる慣習・儀礼  五 生業と女性の暮らし  六 交通  七 伊吹島および周辺の医療環境 第二章 昭和戦前期における出部屋の産院化  一 妊産婦保護事業の広まりと産屋へのまなざしの変化  二 「伊吹産院」の成立  三 「伊吹産院」の評価 第三章 戦後の出部屋を活用した近代医療の導入──助産婦のライフヒストリーを通して  一 助産婦になるまで  二 伊吹島での開業  三 出部屋で産ませる  四 近代医療の導入  五 伊吹島を去る 第四章 昭和二〇─三〇年代における出部屋の利用状況とその変化──出産をめぐる共同体の規範と家族の事情  一 穢れ観に基づく規範  二 同居の姑から離れての出部屋生活  三 船霊信仰の弱まりと近代医療導入による影響  四 穢れ観より優先される「家の事情」  五 共同体の変化に伴う女性の出部屋離れ 第五章 昭和四〇─五〇年代における出部屋の閉鎖とその後──家族のなかの女性の選択  一 出部屋に行くのは経産婦  二 初産婦の選択と行動  三 出部屋の閉鎖  四 出部屋閉鎖後のバリエーション 終章 出部屋の存続・閉鎖のメカニズムとその意味  一 伊吹島出部屋の存続と閉鎖のメカニズム  二 出部屋の存廃が意味すること あとがき 史料 参考文献 事項索引 地名索引 人名索引 初出一覧
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