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著者:加藤博章
出版社:勁草書房
出版日:2020年08月29日頃
ISBN10:4326302925
ISBN13:9784326302925
販売価格:4,620円
戦後日本の根幹を変える政策は、いつ、どのように始まったのか? 知られざる議論の水脈をたどり、政府内の検討を克明に描き出す。
自衛隊の海外派遣は1991年に初めて実現し、いまや当たり前の政策となっているが、それは突然出てきたものではない。終戦直後からさまざまな形で検討され、その議論の積み重ねが現在の政策の下地となっているのである。日本政府が何を達成し、どのような限界に直面してきたのか、資料を駆使して実証的に写しだす。
序章 自衛隊海外派遣はどのように始まったのか
1.問題意識
2.先行研究の整理
3.史料の扱い
4.研究の視角
5.本書の構成
第1章 アジア・太平洋戦争の終結と海外派兵禁止の固定化─1945-1960年─
はじめに
1.自衛隊の創設と海外派兵禁止決議
2.鳩山政権の安保改定交渉と海外派兵
3.岸政権のレバノン監視団要員派遣問題と安保改定
おわりに
第2章 冷戦変容期における役割の模索─1970年代,総合安全保障と日米安保の深化─
はじめに
1.池田政権期の政治情勢と青年海外協力隊の創設
2.日本の外交・安全保障政策転換─久保構想と総合安全保障戦略
3.新冷戦と日米防衛協力の深化
おわりに
第3章 国際貢献意識の萌芽と人的貢献の模索─1980年代,インドシナ難民と国際緊急援助活動─
はじめに
1.インドシナ難民と国際貢献意識の芽生え
2.カンボジア難民問題と国際緊急援助の開始
3.国際緊急援助隊の発足
おわりに
第4章 自衛隊海外派遣の模索─1987年,ペルシャ湾安全航行問題─
はじめに
1.イラン・イラク戦争と日米関係
2.掃海艇派遣の模索と挫折
3.ペルシャ湾安全航行問題の帰結
おわりに
第5章 自衛隊海外派遣に向けた胎動─1990年,湾岸危機と日本─
はじめに
1.冷戦の終焉と日本の国内政治の変容
2.湾岸危機に対する日本政府の支援策策定と米国の反応
3.国連平和協力法の挫折
おわりに
第6章 自衛隊海外派遣の開始─1991年,ペルシャ湾掃海艇派遣を中心に─
はじめに
1.湾岸戦争の勃発と追加支援決定
2.掃海艇派遣案の浮上
3.ペルシャ湾掃海艇派遣の実現
おわりに
第7章 自衛隊海外派遣の拡大─1992年,PKO協力法の制定と国際緊急援助隊法改正─
はじめに
1.ペルシャ湾掃海艇派遣の成功と自衛隊海外派遣論議に対する影響
2.自衛隊海外派遣の国際平和維持活動への拡大
3.自衛隊海外派遣の国際緊急援助活動への拡大
おわりに
終章 かくして,自衛隊は海外に派遣された
あとがき
主要参考文献
事項索引
人名索引
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