|
出版社:勁草書房
出版日:2021年08月25日頃
ISBN10:4326199725
ISBN13:9784326199723
販売価格:4,180円
英米圏の現代倫理学の展開を追う上で、まずおさえておくべき重要文献を精選して収録。本巻では契約論・契約主義と徳倫理学を扱う。
ホッブズ的な契約論を批判的に継承し、自己利益の最大化を目指す個人間の合意形成を描いたゴティエ。自由で平等な個人間の相互尊重を論じたスキャンロン。徳倫理学の復興に道を拓いたアンスコム。独自の徳倫理学を探るスロート。アリストテレス主義の徳倫理学を牽引するハーストハウス。各論文を紹介する充実した監訳者解説つき。
監訳者まえがき
凡例
第1部 契約論/契約主義
第一章 なぜ契約論か?[デイヴィッド・ゴティエ](池田誠訳)
第二章 契約主義の構造[T・M・スキャンロン](池田誠訳)
第2部 徳倫理学、またはその先駆
第三章 現代道徳哲学[G・E・M・アンスコム](生野剛志訳)
第四章 行為者基底的な徳倫理学[マイケル・スロート](相松慎也訳)
第五章 規範的な徳倫理学[ロザリンド・ハーストハウス](古田徹也訳)
監訳者解説[古田徹也]
監訳者あとがき
事項索引
人名索引
|