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出版社:共立出版
出版日:2013年02月26日頃
ISBN10:4320123182
ISBN13:9784320123182
販売価格:3,080円
コンピュータの発展に伴って,コンピュータシミュレーションは従来科学の実験的な研究方法の補助となるばかりでなく,新たに数値シミュレーションによる研究方法を提供している。その研究分野は,自然科学のみならず,社会科学や人文科学にも広く応用される方法となっている。本書では,このような多岐にわたるシミュレーションの分野を,シミュレーションのモデル化に関する議論から始めて,疑似乱数に関する議論,待ち行列モデルによるシミュレーション,微分方程式に基づく数値シミュレーション,セルオートマトンやマルチエージェントシミュレーションといった離散的なモデルのシミュレーション技術,分子動力学シミュレーションの方法論などを,詳細に解説している。応用分野としては,物理現象や生態系の分析,社会現象のシミュレーションなどについて解説している。サンプルプログラムなども掲載し,学習の理解を深めることができる。演習問題も用意されており,コンピュータシミュレーションの概略がつかめるよう説明されている。
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