経営・経済のための情報科学の基礎

大学において経営学や経済学などの社会科学を専攻する学部生が将来仕事に就き社会で必要とされるであろうと考えられるものを情報科学全般から取捨選択して書かれたものである。また、「ITパスポート試験」をその範囲の一応の目安としているが、本書の各分担執筆者の研究分野における識見の観点からその範囲を超える場合もある。しかし、このことは、本書はいわゆる文科系の学生などに向けた教科書であると同時に、学問分野に蓄積された高い識見を備えていることを意味し、より広い層が手に取り活用するに耐える証でもある。 第1章　企業と法務 1.1　企業活動 1.2　法務 第2章　経営戦略 2.1　経営戦略マネジメント 2.2　技術戦略マネジメント 2.3　ビジネスインダストリー 第3章　システム戦略 3.1　システム戦略 3.2　システム企画 第4章　開発技術 4.1　システムの開発工程と開発モデル 4.2　ソフトウェアの見積り 4.3　テストの目的と種類 4.4　テストデータの作成 4.5　信頼性成長曲線 4.6　新しい開発手順 第5章　プロジェクトマネジメント 5.1　プロジェクトマネジメント 5.2　PMBOKのプロジェクトマネジメント 第6章 サービスマネジメント 6.1　サービスマネジメント 6.2　システム監査 第7章　基礎理論 7.1　2進数 7.2　論理回路による計算 7.3　データ構造とアルゴリズム 第8章　コンピュータシステム 8.1　コンピュータ構成要素 8.2　システムの構成要素 8.3　ソフトウェア 8.4　ハードウェア 第9章　技術要素 9.1　ヒューマン・インターフェース 9.2　マルチメディア 9.3　データベース 9.4　ネットワーク 9.5　セキュリティ 演習問題解答 索引