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出版社:共立出版
出版日:2001年08月15日頃
ISBN10:432008134X
ISBN13:9784320081345
販売価格:4,620円
本書は、配管設計技術者を対象として、基本的な実践技術が身につくことを念頭に、1979年11月に初版を刊行して以来、多くの方々に好評を博してきました。今回、その旧版を見直し、読者の便を図るべく"配管設計に関する諸データ"を現行の規格に沿って全面的に改訂いたしました。
新設計の機械は十分気をつけて設計したつもりでも、製作途上、試運転途上、稼働初期にあれこれと、つまらない小さなトラブルに数多く遭遇するもので、これらがウッカリ失敗に属するーそんなことは当たり前だと言われるような常識的な問題が意外に多いことを機械製作者自身が十分に体験していると思うーこれらのことこそ設計の基本的ノウハウである。本書はそれら現実に起こり易い諸問題を拾い上げ、読者の皆様に再認識していただき、つまらない落とし穴に落ち込まないためのガイドブックである。
I.配管設計者がやらなければならない仕事
I.1 配管設計者はどれだけのことに気を配らなければならないか
I.2 管の材質,寸法の選定
I.3 配管の仕方
I.4 配管の継手
I.5 配管の支持
I.6 弁とその取付位置
I.7 潤滑油,油圧作動油系の配管
I.8 油圧,空気圧の制御系の配管
I.9 膨張継手をどうするか
I.10 保冷,保温,加温
I.11 ドレーン抜き,エヤー抜き
I.12 運転中の部分点検,予備機器の点検,掃除,補修などの考慮
I.13 パッキン
II.配管設計に関連する良い設計例,悪い設計例
III.配管系に関連する意外なる異常な実例
IV.配管設計に関連する諸データ
・内面に圧力を受ける管の強さ
・材料の強さ
・外圧による管のつぶれ圧力
・化学工業用機器構成材料の選定
・鉄および鋼・管の寸法
・非鉄金属・管の寸法
・鋼材倶楽部公表の各社鋼管引受可能寸法
・鋼管の重量線図
・流体の標準速度
・管内流速標準(船舶機関部JIS)
・管を通る流体の量線図
・円管内の圧力降下
・管内流水の損失水頭(100m長さ当りm)線図
・管の熱による伸びおよび伸縮曲管
・ベンドにより緩和される伸長量
・配管の固有振動数
・ねじ込み式可鍛鋳鉄製継手
・一般配管用鋼製突き合わせ溶接式管継手
・配管用鋼製突き合わせ溶接式管継手
・配管用鋼板製突き合わせ溶接式管継手
・配管用鋼製差込み溶接式管継手
・一般用JISフランジ
・ANSIフランジ
・真空用JISフランジ
・船用JISフランジ
・冷媒用管フランジ
・油圧用JISフランジ
・JIS圧力容器のボルト締めフランジ
・船舶機関部管系用ガスケットおよびパッキン使用基準
・JIS管フランジ用ガスケットの寸法
・油圧用250kgf/cm2(25Mpa)くい込み式管継手
・真空装置用図記号
・油圧・空圧用図記号
・配管識別
・保温材標準施工厚さ
・屋内裸管,裸平面の放散熱量
・管用ねじ
・電線管ねじ
・熱膨張係数
・比 熱
・変態点および変態熱
・4桁の原子量表
・配管および圧力容器関係機関一覧表
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