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出版社:共立出版
出版日:2007年03月27日頃
ISBN10:4320071719
ISBN13:9784320071711
販売価格:2,970円
ナノテクノロジーは、広い領域にまたがる学際的な技術であるため、どこでも通用する定本はない。啓蒙書はすでに多数出版されているが、これから進路をきめる学生や、領域間の理解のために役立つ本は少ない。本シリーズは、学生・院生はもとより、ナノテク関連の研究者・技術者がそれまでの専門とは異なる分野のナノテクを学びはじめる際に役立つことをねらいとしたシリーズである。たとえばバイオ関連のナノテク知識が急に必要となった化学・物理・工学関係者のために必要な基礎知識を簡潔にわかりやすく提供するのが『ナノテクのためのバイオ入門』であり、他の3巻も同様の方針で編集されている。
本巻では、化学・材料を専門としない学生・研究者・技術者のために、必要とされるナノテクの基礎知識を簡潔にわかりやすく提供する。
オーバービュー・・・・・本間芳和・北森武彦
■ナノスケール構造
Chapter 1 基本構造:機能性有機分子,超分子,ナノチューブ,機能性有機モチーフとしてのデンドリマー・・・・・江 東林
Chapter 2 高次構造:ミセル,コロイド,ナノファイバー・・・・・大塚英典・片岡一則
Chapter 3 局所構造:液液ナノ界面,固体界面,ナノ粒子・・・・・山本茂樹・飯国良規・渡會 仁
Chapter 4 トップダウン構築・・・・・火原彰秀・北森武彦
■ナノスケール構築
Chapter 5 ボトムアップ構築:金属および半導体基板表面への機能性分子層の形成・・・・・近藤敏啓・山田 亮・魚崎浩平
Chapter 6 集団的ナノ構築・・・・・栗原和枝
Chapter 7 貴金属触媒における粒子径と担体の効果・・・・・春田正毅
■ナノスケール分析
Chapter 8 ナノ材料の分析計測・・・・・本間芳和
Chapter 9 単一分子の分析計測・・・・・川合真紀
Chapter 10 ナノ・マイクロ構造による分析計測・・・・・金 幸夫
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