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出版社:紀伊國屋書店
出版日:1996年01月01日頃
ISBN10:4314007788
ISBN13:9784314007788
販売価格:3,080円
政治家や実業家の汚職、差別や排除、麻薬取引、過激な民族紛争、宗教的な狂信、化学兵器や遺伝子分野での実験への不安。「今、かつてないほどに、われわれには『哲学する』理由がある」--「声を大にして言おう。哲学者の使命は、沈黙することではない。哲学者が役割を果たすのは、自分の殻の中でではない。道端や街頭で、人々の生活に入り込むことによって(略)なのだ。誰かれかまわず話しかけ、問いかける。(略)もし哲学者が何かを教えることができるとすれば、この姿勢だけだ」(本書より)
日曜日のパリ、午前11時。バスチーユ広場のカフェに集まってきた人たちは、哲学者とディスカッションを始める。「哲学カフェ」の生みの親が日常に哲学を取り戻す試みを綴る
【目次】
はじめに
1 ある日曜日、バスチーユ広場で
2 カフェでの哲学
3 街角の哲学者
4 哲学の冒険
5「哲学相談所」
6 相談の現場で
7 相談者たちーー人生を癒す哲学
8 グループでの哲学診断
9 真正さについてのセミナー
10 旅へ
訳者あとがき
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