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出版社:鹿島出版会
出版日:2018年04月28日頃
ISBN10:4306073432
ISBN13:9784306073432
販売価格:2,530円
東北震災復興の水系モデル「広瀬川水系自然エネルギー・スマートコミュニティ構想」を事例として、地域自立の問題を提起する読本。
仙台都市圏におけるエネルギーの地産地消型ネットワーク構築をめざした「広瀬川水系自然エネルギー・スマートコミュニティ構想」を事例として、エネルギー浪費社会からの転換、地産エネルギー、地域循環型社会、新しいコミュニティ、暮らし方、住まいの省エネと健康・快適性などについて考える。地域の第三次産業革命(低炭素化経済、情報通信革命)への提言。
第1部 総論
・いま、なぜ「水系モデル」を提起するのか?
・名取川・広瀬川「自然エネルギー・スマートコミュニティ」構想
・名取川・広瀬川水系を地域モデルとして選択する主要な理由
・「自然エネルギー・スマートコミュニティ構想」のソーシャルデザイン
第2部 各論
第1章 エネルギー選択の視座─自然エネルギーの意味と意義
・福島第一原発、昨今の深刻な状況
・エネルギーの意味と現代社会
・エネルギー浪費社会からの転換
第2章 ご当地エネルギー事業の現状
・ご当地エネルギー事業の事例
・ご当地エネルギー事業の業務と課題
第3章 地域循環型社会としての新たなコミュニティの創発
・地域循環型社会の創発と地産エネルギー
・新しいコミュニティの具体例
・地域循環型社会の前景化ないし現実化
第4章 エネルギーの面から「暮らし方」を見直す
・便利な生活によるエネルギーの過剰消費
・安全で健全な食生活を目指す
・上下水道の利用と省エネ
第5章 地域の住まいを省エネ、健康・快適性の視点から考える
・住宅のエネルギー消費量
・室内環境と健康性・快適性
・断熱・気密化による省エネルギー効果
・ゼロエネルギーハウスと自然エネルギー利用
・伝統的な民家の熱環境と現代建築への応用
第6章 「水系モデル」のソーシャルデザイン
・ソーシャルデザインの提起
・ウィリアム・モリスとソーシャルデザイン
・ソーシャリズムとソーシャルデザイン
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