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出版社:海文堂出版
出版日:2023年08月02日
ISBN10:4303800104
ISBN13:9784303800109
販売価格:1,980円
養殖におけるAIの応用について、解剖学的手法も用いたデータ収集に始まり、CGオブジェクトの作成、水中環境のシミュレーション、ディープラーニングにより水槽の映像からチョウザメを自動検知し、尾数のカウントに成功するまで、実際の作業の流れに沿って、興味深い画像や動画、そして失敗談も交えて、具体的かつ詳細に解説します。
第1章 養殖のいま
1.1 海面養殖におけるスマート化の現状
1.2 陸上養殖におけるスマート化の現状
1.3 AIの進歩によるスマート化への期待
1.4 養殖AI技術の進歩における課題
第2章 AIによる養殖革命の可能性
2.1 AI活用の難しさ
2.2 それでもAIは活用したい
2.3 フルオートメーション養殖場
[コラム]LiDAR実験
第3章 シミュレーションの流れ
3.1 全体の流れ
3.2 実データの収集
[コラム]2つのプレッシャー
3.3 実データからCGオブジェクトを作成
3.4 実データから水中の環境シミュレーション
3.5 アノテーションの自動生成
3.6 尾数カウントの例
第4章 データ収集
4.1 解剖学的手法に基づく形態データの収集
[コラム]チョウザメ類の分類学
4.2 水槽のなかのチョウザメのデータ収集
[コラム]魚は生きている
4.3 水槽の上からのチョウザメのデータ収集
第5章 チョウザメのCGをつくる
5.1 CGをつくろう
5.2 CGを動かそう
[コラム]回転のイメージがわかない:クォータニオンの話
5.3 CG環境をつくろう
第6章 Foids:魚群のシミュレーション
6.1 魚群と物理学の長い付き合い
6.2 Foids(魚擬)
6.3 DeepFoids(深層強化学習+魚擬)
6.4 現実の魚群とシミュレーション上の魚群の比較
6.5 その他の魚群の数理モデル
[コラム]学会採択裏話
第7章 ディープラーニングの学習
7.1 トレーニングデータセットの作成
[コラム]シンセティックデータセットだけでの物体検出
7.2 学習
7.3 チョウザメの検出
7.4 チョウザメの追跡
第8章 海上生簀での実証
8.1 海上生簀での養殖
8.2 海上生簀でのフィールドワーク
[コラム]ダイビングのライセンス
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