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著者:中村晋一郎
出版社:東京大学出版会
出版日:2021年03月26日頃
ISBN10:4130688014
ISBN13:9784130688017
販売価格:5,280円
治水計画の基本となる流量「基本高水」は日本においてどのように決められてきたのか.明治期から終戦直後までの「既往最大主義」から戦後の「確率主義」への変遷を,技術的側面と社会的側面から詳細にたどる.近年多発する水害の対策として今後の治水計画を考えるときに欠かせない一冊.
序
近代治水をめぐる2つの問い
本書の構成
本書における定義
1章 既往最大主義の時代
1.「流量」の到来と近代河川工学の幕明け
2.日本で最初の計画対象流量
3.明治29年河川法制定後の計画対象流量
4.利根川の特殊性からみた既往最大主義
2章 確率主義の萌芽ーー昭和29年白川改修計画
1.水害多発期の到来と治水調査会
2.昭和28年西日本大水害と白川改修
3.白川改修計画の計画対象流量
4.昭和29年白川改修計画における確率主義とその構造
3章 確率主義の誕生ーー経済への接近
1.治水計画の経済性
2.水文統計学の挑戦
3.水文統計学の実河川への適用
4.河川計画課の設置と河川砂防技術基準
5.基本高水と確率主義の誕生,そして残された課題
6.確率主義誕生までの過程とその構造
4章 確率主義の変容ーー経済成長と長期計画
1.経済計画への治水計画の同化
2.所得倍増計画と基本高水
3.計画規模と確率主義の変容
終章
2つの問いをめぐる基本高水の近代史
次なるパラダイムへ
補論 基本高水にみる日本の近代治水のパラダイムシフト
はじめに
基本高水の改定要因にもとづく歴史区分
第1時代:近代社会への変革(1910〜1933年)
第2時代:大洪水への対応(1934〜1967年)
第3時代:経済成長への対応(1968〜2010年)
おわりに
Floods and Probability:
A Technological and Social History of Design Flood in Modern Japan
Shinichiro NAKAMURA
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