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出版社:東京大学出版会
出版日:2022年01月06日
ISBN10:4130301837
ISBN13:9784130301831
販売価格:4,840円
大国・中国を世界はどのように見ているのか。対立下にあるアメリカ、海峡を挟んで緊張が続く台湾、自由を奪われつつある香港、領土問題で対立するフィリピン、そして対中依存度を増す日本は、中国をどのように認識しているのか。最新の分析結果から明らかにする。
序 章(園田茂人、謝宇)
第1章 世界の対中認識ーーその傾向と関連要因(謝宇、靳永愛)
第2章 アメリカの対中認識ーー深まる貿易摩擦の背後にあるもの(靳永愛、ショーン・ドウリス、謝宇)
第3章 対中世論とメディアのフレームーーニューヨーク・タイムズの事例(黄俊銘、ギャビン・クック、謝宇、靳永愛)
第4章 日中相互認識の非対称性?--日本で対中認識が改善しないのはなぜか(園田茂人)
第5章 1つの中国・2つの意識ーー台湾と香港における対中認識悪化の要因を探る(陳志柔、鄭宏泰)
第6章 若年層に拡がる中国(人)嫌悪ーーフィリピンの事例分析(アレソン・2・デセナ・ヴィロタ、園田茂人)
第7章 新型コロナウイルス感染症は世界の対中/対米認識をいかに変えたか(ジェイコブ・トーマス、梁楽萌、園田茂人、謝宇)
終 章(園田茂人)
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