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出版社:東京大学出版会
出版日:2020年12月11日頃
ISBN10:4130121189
ISBN13:9784130121187
販売価格:4,180円
脳波研究の魅力とその測定方法の基礎を押さえた上で,最新の脳波解析技術ではどんなことがわかるのか,フリーのソフトウェアであるEEGLAB,SPMのチュートリアルを含む,具体的な解析方法と合わせて解説する.推奨環境の変更に伴い,チュートリアルをアップデート.
Windows10対応版刊行にあたって
はじめに
刊行によせて
I 脳波研究へようこそ
第1章 脳波研究と認知科学の未来(開 一夫)
1 今なぜ脳波なのか
2 認知科学と脳波研究ーー社会的認知の事例
3 本書の構成
第2章 脳波の測定・収録(金山範明)
1 脳波の測定に必要なもの
2 脳波を測定するための注意点
3 なぜその脳波実験は失敗したのか
II 脳波解析の実際
チュートリアル遂行の際の注意事項
第3章 収録データから脳波を抽出する(宮腰 誠・金山範明)
1 脳波データのプリプロセスのパイプライン
2 STUDYファイルを用いた集団解析
3 技術的内容についての補足と説明
第4章 認知活動との関連を探る1:事象関連電位(松本 敦)
1 事象関連電位(ERP)とは何か
2 新しいERP研究
3 EEGLABによるERP解析
第5章 認知活動との関連を探る2:時間周波数解析(宮腰 誠・金山範明)
1 脳波を検討する上での周波数という概念の考え方
2 時間周波数解析を行う意義
3 EEGLABによる時間周波数解析
第6章 認知活動との関連を探る3:独立成分分析クラスタリング
1 独立成分分析(ICA)クラスタリングとは何か
2 ICAクラスタリングの有効性
3 EEGLABにおけるICAクラスタリング
第7章 認知活動との関連を探る4:SPMを用いた脳波解析(河内山隆紀)
1 SPMとは
2 SPMにおける脳波解析法の概要
3 SPMにおける脳波データ解析法の原理と実際
終 章 新しい解析をどう使うか
An Introduction to EEG Analysis:
Complete Guide to EEGLAB and SPM for Beginners,
Updated for Windows10
Kazuo HIRAKI and Noriaki KANAYAMA, Editors
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