|
出版社:中央公論新社
出版日:2022年10月21日
ISBN10:4122072751
ISBN13:9784122072756
販売価格:1,980円
序文ーー戦争の謎
第一部 過去二〇〇万年間の戦争ーー環境、遺伝子、文化
第一章 はじめにーー「人間の自然状態」
動物と人間について
第二章 平和的それとも好戦的ーー狩猟採集民は戦ったのか?
単純狩猟採集民ーーオーストラリアという「実験室」
複合狩猟採集民による戦争
第三章 人間はなぜ戦うのか?--進化論の視点から
先天的だが選択的な戦術
進化論上の計算
より大きな集団
第四章 動機ーー食糧と性
自給自足のための資源ーー狩猟のための縄張り、水、住まい、原材料
生殖
幕間ーー男性は獣か?
第五章 動機ーー入り組んだ欲望
支配ーー序列、地位、特権、栄誉
復讐ーー排除し、抑止するための報復
力と「安全保障のジレンマ」
世界観と超自然的なもの
混ざり合った動機ーー食人
遊び、冒険、加虐嗜好、恍惚
結論
第六章 「未開の戦争」--どのように戦われたか?
戦闘、待ち伏せ、急襲
非対称的な第一撃による殺害
第七章 結論ーー人類の発展状態における戦闘
第二部 農業、文明、戦争
第八章 はじめにーー進化する文化的複雑性
第九章 農耕社会と牧畜社会における部族戦争
農耕の出現と普及
農耕の普及における武力紛争
部族社会
部族の戦争
牧畜部族の戦争
原初の騎馬遊牧民
武装従者ーー部族からの移行における富と武力
首長社会
第一〇章 国家の出現における軍隊
地方の小国、もしくは国家形成における戦争
都市国家の盛衰における戦争
|