出版社:小学館
出版日:2019年06月28日
ISBN10:4098603276
ISBN13:9784098603275
販売価格:825円
人生観が変わる…裕仁青年、20歳の外遊!
時は大正。
20歳の誕生日を船内で迎えた裕仁(ひろひと)青年は
いよいよヨーロッパへと上陸するーー!
イギリス、スコットランド、フランス、ベルギー、イタリア。
当時、世界の最先端であったであろう国々は
極東の小国からやって来た20歳の皇太子を
いかなるスタンスで出迎えたのか。
一方、青年不在の日本。
日に日に深刻さを増す大正天皇のご病状。
そして青年を摂政に据えるべく動いていた
時の総理・原敬の支持率も
見る影もないほどの下降線を辿っており…!?
後年、彼の人が
「もっとも楽しい時であった」と語ったとされる欧州外遊。
その一部始終を自由な描写で綴る最新刊登場。
【編集担当からのおすすめ情報】
国民の不満が高まり、就任当初の勢いを完全に失いつつある
「平民宰相」原敬。
そして宮内大臣が覚悟を固めるほど
回復の兆しが見えない大正天皇のご様子。
そんな日本国内の状況とは対照的に、
初めての土地、初めて接する人々から
目からウロコが落ちるような衝撃を矢継ぎ早に浴び
「自らが何者であるのか」を客観的に学び取ってゆく
裕仁(ひろひと)青年。
陰と陽とが複雑に絡み合い、彼の人の行く末をも
暗示するかのようなヨーロッパの旅ーー
新たな時代を迎えた今こそ是非! 読み応えある巻となっております!
|