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出版社:小学館
出版日:2005年10月09日頃
ISBN10:4096812625
ISBN13:9784096812624
販売価格:4,180円
ジョン・レノンがニューヨークで過ごした日々は、彼が個人的にもまたアーティストとしても大きな変化を遂げる期間となった。本書は、ジョンをもっともよく知る人間の1人ージョンの親友であり個人的な記録写真家でもあったボブ・グルーエンによって描かれた、ペンとレンズによるジョン・レノンの肖像である。マジソン・スクエア・ガーデンにおける「ワン・トゥ・ワン・コンサート」に始まり、「失われた終末」からのニューヨークへの生還、愛息ショーンの誕生から最後のアルバムとなった「ダブルファンタジー」のレコーディング・セッションへと至る友情の日々から紡がれた映像が、この本には満ちあふれている。そのうちのいくつかは、初めて公開されるものだ。また、よく知られた出来事の裏側にあって実際に起きていたことについて、グルーエンは彼の個人的な体験を語っている。例えばジョンとヨーコがラジオから流れる「スターティング・オーバー」を聞きながら喜びのダンスを踊ったこと、ジョンが屋上で目撃したUFOの写真の現像をボブに依頼したことなど。この素晴らしい写真集は、ジョン・レノンとともに過ごした日々の記録であると同時に、これまで見ることができなかったジョン・レノンの素顔を鮮やかに示してくれている。
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