小説道場

著者・森村誠一氏はこう書き記す“小説道場とは人間道場である”と。「高層の死角」「腐蝕の構造」「人間の証明」「悪魔の飽食」……幾多のベストセラー作品を世に送り出して42年、オリジナル作品350冊を超えたいまもなお“小説峰”の山頂をきわめ続ける著者が、小説作法および、いい読み手になるための実践的指南を懇切丁寧に書き綴った窮極のハウツー本である。そのディテールーー第1章 作家になるための原体験、第2章 作家の条件、第3章 文章論ーー言葉の六大機能、第4章 文体論、第5章 構成とアイディア、第6章 書き始めと結末、第7章 実作のサンプル、第8章 小説の環境、第9章 作家の人生、第10章 プロットの立て方、第11章 自作品の解説、第12章 合作、共作、コラボレーション