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出版社:小学館
出版日:2011年04月08日頃
ISBN10:4093434360
ISBN13:9784093434362
販売価格:1,320円
ふたりで191歳の、ポジティブシンキング
明治44年(1911)山口生まれの日野原重明は、京都帝国大学医学部を卒業、昭和16年より昭和52年まで聖路加国際病院に勤務。昭和55年同病院理事に。平成4年から平成8年まで同病院院長。平成13年に出した『生きかた上手』がベストセラーほか、数々の出版物を手がける。また『葉っぱのフレディ』を音楽劇に脚色するなど、多彩に活躍を続ける。現在99歳。
一方、大正7年(1918)東京生まれの堀文子は、女子美術専門学校(現・女子美術大学)師範科日本画部卒業、戦後焼け野原だった青山にアトリエを構え、創作活動をしながら世界を放浪。大磯に移住後、軽井沢にもアトリエを持ち、自然や生命への神秘を作品にする。70歳でイタリアのトスカーナへ移住、その後もアマゾンやペルー、ヒマラヤなど、取材旅行を続け新しい作品を創作している。現在92歳。
このふたりが「芸術」、「人との関わり」、「命の尊さ」などを語る対談の中に、それぞれが日頃思っている「心の声」を挿入しながら構成する。口絵には堀の50年前の作品から最新作まで約10点を入れる。
【編集担当からのおすすめ情報】
日野原先生、堀先生ともにとにかく好奇心が旺盛。日野原先生は昨年7月から9月わずか2か月の間にニューヨーク、南ドイツ、イスラエルと飛び回り、今年1月にはハワイにも出かけています。堀先生も脳のニューロンから、深海のオオカミウオ、ヒマラヤを越える鶴まで様々な作品を描き続けながら、新たな画風に挑戦し続けている。この先も、目が離せないふたりです。
序 堀文子さんの絵から命を与えられた 日野原重明
1 好きなことに夢中
2 旅立ちはいつも自由
3 草木が教える命のつながり
4 10年後の未来を生きよう
結び 「聖人」の眼差しがものの本質を見抜く 堀文子
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