下された審判

犯罪心理の研究のためのアンケートを取っていた早希と和久は、通りかかった豪邸から人の悲鳴を聞きつける。庭の手入れに来ていた青年、智也と共に二人が悲鳴の聞こえた方へ向かうと、地面に男性が倒れていた。そしてその傍らには、ネグリジェ姿で手に花鋏を握った美少女・香菜が立っていて…。両親を何者かによって殺害され、そのショックから声が出なくなってしまったという香菜を、早希と和久は気遣う。だが、そんな香菜にもまた、何者かによる魔の手が迫ろうとしていた…。