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天皇陵 「聖域」の歴史学

著者:外池昇
出版社:講談社
出版日:2019年10月12日頃
ISBN10:4065173930
ISBN13:9784065173930
販売価格:1,353円
今年7月、大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が日本で23件目のユネスコ世界遺産に指定された。しかし、この世界遺産を構成する古墳の多くは、その被葬者さえ特定されていない。最大規模を誇る仁徳天皇陵や、履中天皇陵、允恭天皇陵などには、本当にその天皇が眠っているのだろうか。天皇陵は、いつ、どのように定められ、管理されているのか、近世・近代史を専門とする著者が、「天皇陵の歴史」と問題点を解き明かす。 江戸時代後期、各地の古墳を独自に探査した蒲生君平。幕末期、尊王思想の高まりの中で、陵墓の比定と修補を願い出た宇都宮の藩主・戸田忠至。こうした近世の研究成果の上で、明治政府は、全天皇と皇族の陵墓を決定していった。神話に語られる天皇の実在を「証明」するためにも、墓の確定は欠かせなかったからである。神武天皇陵や仁徳天皇陵はどのように決められたのか、明治天皇陵はなぜ京都にあるのか、大正天皇陵の参拝に大混雑した鉄道と町、昭和初年に新たに皇統に列せられた南朝第3代の長慶天皇の陵はどう探したのか、さらに天皇陵の祭祀の場としての意味、著者が発見した資料「陵墓参考地一覧」からわかることーーなど、あらゆる論点から天皇陵を検証し、今後の科学的・考古学的調査の必要性を訴える。 〔原本:『天皇陵論ー聖域か文化財かー』 新人物往来社、2007年刊〕 はじめにー天皇陵と宮内庁 第一章 創られた天皇陵 1 江戸時代の姿 2 文久の修陵 3 神武天皇陵はどこに 第二章 天皇陵決定法 1 仁徳天皇陵の探しかた 2 決定陵と未定陵 3 聖徳太子墓の謎 4 明治天皇陵の謎 5 「皇室陵墓令」と大正天皇陵 6 長慶天皇陵を探せ 第三章 天皇陵の改定・解除 1 天武・持統天皇陵の改定 2 豊城入彦命墓のゆくえ 第四章 天皇による祭祀 1 祭祀の真相 2 式年祭とは 第五章 もうひとつの天皇陵 1 昭和二十四年十月『陵墓参考地一覧』の発見 2 安徳天皇陵と陵墓参考地 3 陵墓参考地の断面 第六章 聖域か文化財か 1 陵墓と文化財 2 天皇陵研究法 おわりにー「聖域」としての天皇陵
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