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出版社:講談社
出版日:2016年05月27日頃
ISBN10:4062952599
ISBN13:9784062952590
販売価格:1,870円
翻訳と聞いて、何を想像しますか?
本書では、翻訳の本質から訳し方のハウツーまで、幅広いジャンルを取り上げて論じます。守備範囲が異なる執筆者4人が口をそろえて言うこと、それは、翻訳とは「原文(英語)を読んで見えた絵と、訳文(日本語)を読んで見えた絵が同じようにすること」なのです。同じようにするために、書き手の頭の中に入っていくプロセスが必要であり、原文の行間を読み、伝えたい内容を適切な日本語にして読み手に届ける必要があります。この作業は、原文が技術系であろうと文学であろうと、変わりません。
本書ではこのプロセスの一つ一つを丁寧に追い、具体例をふんだんに交えながら、翻訳の本質について説明します。翻訳者を目指して勉強中の人はもちろん、すでにプロになった人も、翻訳の世界に興味を抱いている人も、必読の一冊です。
<目次>
はじめに: 翻訳者を目指す人へ(井口耕二)
レッスン1: そもそも、翻訳って何?(高橋さきの×高橋聡×深井裕美子×井口耕二)
レッスン2: 翻訳は「準備7割」!(深井裕美子)
レッスン3: 辞書を使いこなす(高橋聡)
レッスン4: 訳文づくりと日本語の「読み・書き」(高橋さきの)
レッスン5: 翻訳者のお悩み相談室(4人でお答えします)
レッスン6: 翻訳フォーラム「バトルトーク」紙上再現(高橋さきの×井口耕二)
あとがき (深井裕美子)
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