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儒教 怨念と復讐の宗教

著者:浅野裕一
出版社:講談社
出版日:2017年08月10日頃
ISBN10:4062924420
ISBN13:9784062924429
販売価格:1,155円
わずかな領地も持たず、生涯のほとんどを無位無官で流浪した一介の匹夫・孔子。みじめな人生を送った男の妄執が、復讐の宗教を生んだ。時に体制擁護のイデオロギーとして利用され、時に革命思想として弾圧されながら、その底に流れるルサンチマンの精神は2500年にわたって払拭されることはなかった。今、関心を集める「儒教」とは? 特異な宗教の正体を暴き、「聖人君子の道徳」という従来のイメージを覆す、新視角の儒教論。 2000年余りにわたって、東アジア、特に中国・韓国の文化と思想に大きな影響を及ぼしてきた「儒教」に、今、関心が集まっている。しかし、「儒学」ではなく「儒教」とはいったいどんな宗教なのかーー日本では意外に知られていない。 本書では、学術文庫『諸子百家』や『孫子』などで、中国の古代思想研究者として知られる著者が、儒教という特異な宗教の成り立ちと正体を暴いていく。 わずかな領地も持たず、生涯のほとんどを無位無官で流浪した一介の匹夫・孔子。政界に地位を得て為政に参画せんと野望を抱きながら挫折し、みじめな人生を送ったこの男の妄執が、怨念と復讐の宗教を生んだ。名声では王公を凌いだ、天子にこそなれなかったが功業は堯・舜を凌ぐーー孔子の弟子たちや後世の儒者が執拗に語るほど、そこには「受命なき聖人」の情念が色濃くにじみ出ている。 時に体制擁護のイデオロギーとして利用され、時に革命思想として弾圧されながら、その底に流れるルサンチマンの精神は払拭されることはなかった。そして清朝末期、近代にいたり、変法自強運動の旗手・康有為の手によって「儒教神学」は完成する。「聖人君子の道徳」という従来のイメージを覆す、新視角の儒教論。 [原本『儒教 ルサンチマンの宗教』平凡社新書、1999年刊] 序 第一章 孔子という男 1 妄想の上昇志向 2 野望と挫折 第二章 受命なき聖人 1 孔子の聖人化 2 『中庸』の孔子聖人説 3 孟子の偽装工作 第三章 まやかしの孔子王朝 1 儒教の暗い情熱 2 春秋学の虚構 3 『孝経』と孔子王朝 第四章 神秘化される孔子 1 緯書の孔子神話 2 国家権力との駆け引き 第五章 孔子、ついに王となる 1 王者への道 2 偽りの王冠 第六章 儒教神学の完成 1 失われた王号 2 偶像の行方 終章   ルサンチマンの宗教 あとがき
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