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著者:今村啓爾
出版社:講談社
出版日:2015年05月09日頃
ISBN10:4062922983
ISBN13:9784062922982
販売価格:968円
『続日本紀』には、708年「はじめて銀銭を行う」、「はじめて銅銭を行う」とある。和同開珎が日本初の貨幣という記述があるのはなぜか? なぜ、まず銀銭、その後銅銭が発行されたのか? 蓄銭叙位令がなぜ出されたのか? 『日本書紀』には、683年に「今より以後、必ず銅銭を用い、銀銭を用いる事勿れ」とは何を意味するのか? 政府が銅銭を流通させた(皇朝十二銭)目的を徹底的に探る。
以前からその存在は知られていましたが、1999年に奈良県の飛鳥池遺跡で発見された33枚の富本銭によって、683年頃に発行された日本最古の銅銭であることが確定されました。従来日本最古の貨幣とされていた和同開珎(708)以前に貨幣はあったのです。
しかし実際には、富本銭に先立つ貨幣として無文銀銭(銀の実体価値貨幣)が流通を担っており、その後も数世紀にわたって流通を続けていました。
『続日本紀』によれば、708年「はじめて銀銭を行う」、「はじめて銅銭を行う」として、和同開珎があたかも日本初の貨幣として発行されたかのような記述があるのはなぜか? なぜ、まず銀銭が発行され、その後銅銭が発行されたのか? また蓄銭叙位令のような貨幣流通を促すような法令が出されたのか? 一方で『日本書紀』には、683年に「今より以後、必ず銅銭を用い、銀銭を用いる事勿れ」と、上記と矛盾する記述もあるのはなぜか? 古代の貨幣をめぐって、謎が謎を呼ぶのです。
考古学が専門で、貨幣にも詳しい筆者は、文献資料と発掘資料とつきあわせてその謎を丹念に解いて行きます。また当時の鉱山の発見や大陸との関係も加味して推理を重ねます。すると古代における銀銭の役割と政府が銅銭を流通させることで(皇朝十二銭)、財政を強化しようとした事実が明らかになってきます。
日本古代貨幣史を塗り替える問題作です。刊行後15年を経て、その間に明らかになった事実も筆者の考えを補強するものでした。あらたに一章分加筆し、完全版として文庫化します。
原本:『富本銭と謎の銀銭 貨幣誕生の真相』(小学館 2000)
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