本ページはプロモーションが含まれています
アウシュヴィッツを志願した男 ポーランド軍大尉、ヴィトルト・ピレツキは三度死ぬ

著者:小林公二
出版社:講談社
出版日:2015年05月27日頃
ISBN10:4062194937
ISBN13:9784062194938
販売価格:1,870円
ポーランド軍人、ヴィトルト・ピレツキは1940年9月、自ら志願してアウシュヴィッツへ潜入し、収容所に反ナチ組織を築いたが、発覚寸前の948日目に脱走する。その後も抵抗を続けドイツ敗戦の45年、ピレツキは英雄として祖国に迎えられるはずだった。しかし、ナチスに変わりポーランドを支配したのはソ連であり、彼は次なる敵に対峙するためワルシャワに潜伏する。47年に逮捕。拷問、裁判ののち、48年死刑執行された。 戦後70年である2015年は、アウシュヴィッツ解放70年でもある。1939年ナチス・ドイツに蹂躙されたポーランドは、その国内に絶滅収容所をつくられ、ユダヤ人とともにポーランド人もまた多く収容された。 本書の主人公、ヴィトルト・ピレツキはドイツに占領されたのちロンドンに移ったポーランド亡命政権の騎兵士官で、収容所の実態を世界に知らしむため、かつその解放を目指し、自ら志願してアウシュヴィッツへ潜入した。1940年9月21日のことだった。その後、収容所内に地下組織を築き、悲惨な状況を外部へ伝え、同胞のサポートに回った。しかし、ドイツ側の監視の目にその行動があぶりだされる寸前の1943年4月27日、947日間の潜伏から収容所を脱走する。 その後もナチスへの抵抗は終わらず、44年8月のワルシャワ蜂起までゲリラ戦を挑む。蜂起の失敗後はナチスの手に落ちるが、翌年ドイツは敗戦を迎える。 ナチスに対し勝利したことで、ピレツキは英雄として祖国に迎えいれられるはずだった。しかし、ナチスに変わりポーランドを支配したのはソ連だった。45年以降、ピレツキは亡命政権の一員として反共産主義の戦いを挑むようになる。ソ連の傀儡と化した革命政権下のワルシャワに潜入するも、47年に逮捕される。拷問、暗黒裁判ののち、死刑確定。48年に処刑された。その後ピレツキの名は、ポーランド史から抹殺された。その名と功績が再評価されるのには世紀が変わるまで待たなければならなかった。 プロローグ 第I部 ポーランド消滅 第II部 潜入! アウシュヴィッツの九四八日 第III部 ワルシャワ蜂起へ 第IV部 祖国との闘い そして死 エピローグ あとがき 註 参考文献・資料
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報