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再生医療の光と闇

著者:坂上博
出版社:講談社
出版日:2013年05月10日頃
ISBN10:4062181541
ISBN13:9784062181549
販売価格:1,760円
山中伸弥教授が開発したiPS細胞(人工多能性幹細胞)のノーベル賞受賞によって、ますます脚光を浴びる「再生医療」。それは、幹細胞を使うことで失われた細胞を修復・再生し、これまで治療困難だった病気やけがにも効果が期待できる「夢の治療法」とされている。 現在はまだヒトに対する治療効果は確認されていないにもかかわらず、実は水面下では、すでに「未承認の再生医療」は急速に医療現場に「増殖」しつつある。そのなかには、あやしげなベンチャー企業やコーディネーターらによる「闇ルート」の再生医療もあり、難病に苦しみ最後の頼みとする人々が多数押し寄せている。 しかし、それらの事例がふえるほど、悲劇も起こるようになっている。相次ぐ死亡事故、まったく効果が見られないのに繰り返される高額の幹細胞投与手術・・・そこには、一筋の光明を切実に求める人たちを蚕食しようとする魑魅魍魎たちの姿が透けて見える。見切り発車した再生医療が暴走する危険を、謎のベンチャー企業の本社や、死亡事例の遺族をたずねる韓国現地取材も敢行してあぶりだす。 一方で、再生医療の安全性が証明されるのを待っていられない難病患者がいる。ALS、白血病、脊髄損傷など、ほかに治療の手立てがない人たちにとっては、再生医療は「ダメでもしかたがない」と覚悟のうえですがりつく、最後の希望なのだ。 さらに、再生医療はビジネスとしての利用価値も大いに高まっている。その典型例が、出産時の「臍帯血」を保存して、子どもへの再生医療に役立てようとする「臍帯血バンク」である。すでに難病治療への「福音」としての成果もあげてはいるが、安全性や管理の問題、さらに経営破綻に陥る企業も現れるなど、その見通しは決して明るいものばかりではない。 本書では、バラ色の未来ばかりが喧伝される再生医療の、これら「闇」の部分を克明に描き出し、二面性をもつ怪物「キメラ」にも似た再生医療に私たちはどう向き合えばいいのかを広く問いかける。
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