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政治と複数性

著者:齋藤純一
出版社:岩波書店
出版日:2020年11月17日頃
ISBN10:4006004265
ISBN13:9784006004262
販売価格:1,782円
「余計者」を無視し、黙殺し、遠ざけようとする脱ー実在化の暴力に抗し、それぞれの位置から語られる言葉に敬意を払い、一人ひとりの政治的存在者としての現われを相互に保障しあう。アーレントやハーバーマスの議論を踏まえ、排他的な同質性の政治を批判的に問い直す、内向きに閉じない社会統合の可能性を切り開く書。  はじめにーー「見棄てる」という暴力に抗して I 第一章 デモクラシーと複数性  一 政治的存在者としての処遇  二 ラディカル・デモクラシーの条件  三 人びとの間の複数性と内的複数性  四 自己倫理の政治的含意  五 受苦への応答と意見の政治 第二章 デモクラシーと社会統合  一 社会の脱ー統合化への対応  二 ナショナルな統合の再生ーーリベラル・ナショナリズム  三 ポスト・ナショナルな社会統合の構想ーー憲法パトリオティズム  四 デモクラシーによる社会統合 II 第三章 表象の政治/現われの政治  一 現われの封鎖  二 現われの空間と表象の停止  三 アゴニズムと反本質主義  四 パーリアと政治的抵抗の公共圏  五 「聴くこと」の政治 第四章 公共性の二つの次元  一 公共性と非共約性  二 生の二元化ーービオスとゾーエー  三 ニーズ解釈の政治  四 セキュリティ・ユニット  五 「見棄てられた境遇」と親密圏  六 現われの公共性 III 第五章 社会の分断とセキュリティの再編  一 自然状態の黙認?  二 「社会的なもの」と集合的なセキュリティ  三 集合的セキュリティの後退  四 能動的な自己統治  五 社会的排除とアンダークラス  六 生活空間の隔離  七 自由の社会的条件 第六章 社会的連帯の理由  一 社会の持続可能性と連帯  二 社会的連帯とその現状  三 社会的連帯による生活保障  四 社会的連帯の理由 第七章 親密圏のポリティックス  一 親密圏の再ー記述  二 親密圏と場所の剝奪  三 社会的なものと親密圏  四 親密圏の危機  五 親密圏の政治 IV 第八章 政治的責任の二つの位相  一 不正義の感覚  二 集合的責任としての政治的責任  三 政治文化の継承  四 「日本人」としての名指し  五 普遍的責任としての政治的責任 第九章 丸山眞男における多元化のエートス  一 ナショナル・デモクラシーから結社形成的デモクラシーへ  二 「権力の偏重」と価値の多元化  三 正統的思考の問題化  四 精神的雑居性と惑溺の間  五 「土着主義」批判という陥穽  六 経験の単独性とアイデンティティの相剋  あとがき  岩波現代文庫版あとがき  注
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