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出版社:岩波書店
出版日:2023年06月19日
ISBN10:400341229X
ISBN13:9784003412299
販売価格:1,353円
『エコノミスト』編集長のウォルター・バジョット(一八二六ー一八七七)は、一九世紀ロンドンの金融市場の実態をつぶさに観察し、金融危機の発生メカニズムと、その際にイングランド銀行が採るべき対応策について論じた。「最後の貸し手」としての中央銀行の行動規範、いわゆるバジョット・ルールを打ち立てた名著。改版。(解説=翁邦雄)
凡 例
序 言
第一章 序 論
第二章 ロンバード街の概観
第三章 ロンバード街はいかにして成立するに至ったかという事情と、なにゆえに現在の形態をとったかという理由
第四章 金融市場における大蔵大臣の地位
第五章 ロンバード街において貨幣の値が決定される方法
第六章 ロンバード街はなにゆえにしばしば甚しく鈍調を呈し、また時に極度に激発するかという理由
第七章 イングランド銀行が確実なる銀行支払準備金を保有し、これを有効に管理するというその職責を果たしてきたやり方に関する詳細なる説明
第八章 イングランド銀行の取締
第九章 株式銀行
第一〇章 個人銀行
第一一章 ビル・ブローカー
第一二章 イングランド銀行に保有されるべき支払準備金の額に対する調整の原理
第一三章 結 論
附 録
訳者あとがき
解 説……翁邦雄
索 引
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