|
出版社:岩波書店
出版日:2019年01月10日頃
ISBN10:4000613138
ISBN13:9784000613132
販売価格:2,200円
スペインかぜインフルエンザ大流行から100年。インフルエンザ界のインディ・ジョーンズにして大家86歳、自身の研究人生を軸に研究史を語る。輝かしい研究成果の陰に、期待外れの結果あり、失敗あり。それでもめげず、世界中の共同研究者や家族との絆に支えられ、世界各地を飛び回る。痛快エピソード満載の科学冒険物語。
はしがき
第1章 モンスターの出現ーー1918年のスペインかぜインフルエンザ
第2章 インフルエンザ研究の夜明け
【コラム1】ウイルスとは?
第3章 オーストラリアの海鳥からタミフルまで
第4章 研究はカナダの渡りガモへ
第5章 デラウェア湾ーー最適な場所で,最適な時期に
【コラム2】世界は一つ,健康も一つ ── One world, one health
第6章 動物種間のウイルス遺伝子伝播の証明
第7章 ウイルス学者の中国訪問
第8章 インフルエンザウイルスの温床「香港」 ──生鳥市場とブタの処理過程
第9章 世界探究 ──1975〜1995年
【コラム3】パラミクソウイルス・オルトミクソウイルス
第10章 動かぬ証拠ーーThe Smoking Gun
第11章 鳥インフルエンザーーH5N1亜型の出現と拡散
第12章 21世紀最初のパンデミック
【訳者コラム1】2009年のパンデミック対応
第13章 SARSとヒトに感染する第2の鳥インフルエンザウイルス
【訳者コラム2】家禽へのワクチン接種の効果と是非
第14章 1918年のスペインかぜインフルエンザへの答えを掘り起こす
第15章 1918年のスペインかぜインフルエンザウイルスの蘇生復活
第16章 パンドラの箱を開ける
第17章 未来へ向けてーー十分な備えはあるか?
謝 辞
訳者あとがき
|