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源氏物語越境論

著者:河添房江
出版社:岩波書店
出版日:2018年12月08日頃
ISBN10:4000613065
ISBN13:9784000613064
販売価格:12,100円
『源氏物語』は、古代から現代まで、時間と空間を超えて様々な領域に越境を続けてきた作品である。唐物表象をはじめ作品そのものに織り込まれている異文化接触の痕跡と、図像化や翻訳などメディアの上での多様な変奏、二つの「越境」性についての精緻な考察を通して、『源氏物語』の底知れぬ生命力に迫ることを試みる。 序 二つの越境ーー異文化接触とメディア変奏 凡 例 第1部 東アジア世界のなかの平安物語 第一編 威信財としての唐物  第一章 『竹取物語』と東アジア世界ーー難題求婚譚を中心に  第二章 『うつほ物語』の異国意識と唐物ーー「高麗」「唐土」「波斯国」  第三章 『枕草子』の唐物賛美ーー 一条朝の文学と東アジア 第二編 『源氏物語』の和漢意識  第一章 高麗人観相の場面ーー東アジア世界の主人公  第二章 唐物派の女君と和漢意識ーー明石の君を起点として  第三章 梅枝巻の天皇ーー嵯峨朝・仁明朝と対外関係  第四章 和漢並立から和漢融和へーー文化的指導者としての光源氏 第三編 異国憧憬の変容  第一章 平安物語における異国意識の再編ーー『源氏物語』から平安後期物語へ  第二章 『栄花物語』の唐物と異国意識ーー相対化される「唐土」  第三章 平家一族と唐物ーー中世へ 第2部 『源氏物語』のメディア変奏 第一編 源氏絵の図像学  第一章 「源氏物語絵巻」と『源氏物語』--時間の重層化と多義的な解釈  第二章 「橋姫」の段の多層的時間ーー抜書的手法と連想のメカニズム  第三章 「源氏物語絵巻」の色彩表象ーー暖色・寒色・モノクローム  第四章 源氏絵に描かれた衣装ーー図様主義から原文主義へ  第五章 源氏絵に描かれた唐物ーー異国意識の推移 第二編 源氏能への転位  第一章 『葵上』と『野宮』のドラマトゥルギーーー葵巻・賢木巻からの反照  第二章 『半蔀』のドラマトゥルギーーー夕顔巻からの転調  第三章 『住吉詣』のドラマトゥルギーーー澪標巻のことばへ 第三編 近現代における受容と創造  第一章 国民文学としての『源氏物語』--文体の創造  第二章 現代語訳と近代文学ーー与謝野晶子と谷崎潤一郎  第三章 翻訳と現代語訳の異文化交流ーー世界文学へ 初出一覧 あとがき 索 引
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