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出版社:岩波書店
出版日:2018年02月26日頃
ISBN10:4000612433
ISBN13:9784000612432
販売価格:3,190円
はじめに……………編 者
序 章 戦争と性暴力の比較史の視座……………上野千鶴子
第1部 「慰安婦」の語られ方
第1章 韓国の「慰安婦」証言聞き取り作業の歴史ーー記憶と再現をめぐる取り組み……………山下英愛
第2章 「強制連行」言説と日本人「慰安婦」の不可視化……………木下直子
第3章 日本軍「慰安婦」制度と性暴力ーー強制性と合法性をめぐる葛藤……………岡田泰平
第4章 兵士と男性性ーー「慰安所」へ行った兵士/行かなかった兵士……………平井和子
第2部 語り得ない記憶
第5章 セックスというコンタクト・ゾーンーー日本占領の経験から……………茶園敏美
第6章 語り出した性暴力被害者ーー満洲引揚者の犠牲者言説を読み解く……………猪股祐介
第7章 引揚女性の「不法妊娠」と戦後日本の「中絶の自由」……………樋口恵子
第8章 ナチ・ドイツの性暴力はいかに不可視化されたかーー強制収容所内売春施設を中心として……………姫岡とし子
第3部 歴史学への挑戦
第9章 性暴力と日本近代歴史学ーー「出会い」と「出会いそこね」……………成田龍一
第10章 戦時性暴力被害を聞き取るということーー『黄土の村の性暴力』を手がかりに……………蘭信三
第11章 戦争と性暴力ーー語りの正統性をめぐって……………佐藤文香
あとがき……………編者
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