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出版社:岩波書店
出版日:2013年12月25日頃
ISBN10:4000259385
ISBN13:9784000259385
販売価格:3,850円
序 「ワーグナーの策略を見抜く」とは
第一章 演劇的な原場面
『ロイバルト』から《妖精》へ
コラム:フェリークス・メンデルスゾーン・バルトルディ
第二章 「グランド・オペラ」への誘惑
《恋愛禁制》と《リエンツィ》
コラム:ジャコモ・マイアーベーア
第三章 「強い衝撃」と「激しい転換」
《さまよえるオランダ人》
コラム:ハインリヒ・ハイネ
第四章 不安と孤独に対抗する儀式
《タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦》
コラム:ヨーゼフ・ルービンシュタイン
第五章 不幸な結末を迎えるメルヘンの時間
《ローエングリン》
コラム:アルノルト・シェーンベルク
第六章 革命的演劇の計画
『アキレウス』『ナザレのイエス』『ジークフリートの死』『鍛冶屋のヴィーラント』
コラム:パウル・ベッカー
第七章 「我らは真実により破滅しないために芸術を所有する」
一九世紀の神話としての《ニーベルングの指環》
コラム:アンジェロ・ノイマン
第八章 「私の音楽作りは魔術だ.無感動で落ち着いた状態では,私はまったく作曲できないからだ」
《指環》の技法ーー作品冒頭から見る
コラム:ジョージ・スタイナー
原注
引用文献一覧
図版出典
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